手動運転装置を使い、自分の運転で自由に移動できる事はとても素晴らしいことです。
しかし、ハンドルを握るドライバーとなると障害者も健常者も同じです。
自分がいくら気を付けていたとしても、車を運転する以上は交通事故に遭ってしまうリスクはあります。
もしも、事故に遭ってしまった場合にどう対処すればいいのかをまとめてみました。
- もしも交通事故に遭ってしまったらまずどうしたらいいか?
- 事故の相手とうまく話せるか不安
- 車を修理に出している時の代車で手動運転装置・左アクセルつきの代車があるのか?
このような疑問に答えます。
✓本記事の内容
- 交通事故に遭ってしまった時の4つの義務
- 加入している自動車任意保険の保険会社に連絡する
- 手動運転装置・左アクセル付きレンタカーの代車を扱っているところもある
この記事を書いている僕は、福祉車両の改造(手動運転装置取付けなど)に携わってきました。
運転者様のお体の状態に合わせた装置の取り付けで、喜びの声を多数いただけました。
こういった僕が解説します。
交通事故に遭ってしまった時の4つの義務
交通事故を起こした時や、自動車が何かに衝突したと感じた時は、車を停車させ死傷者の有無、衝突物や車の破損状況を確認しなければいけません。
負傷者がいる場合は救護に努める必要があります。
場合によっては救急車を呼んだり病院へ運んだりするなどの救命措置を最優先で行わなければなりません。
現場での応急措置が必要な場合もあります。
当然ながら、ひき逃げとなると救護義務違反となり処罰の対象となります。
車の走行中に事故が起きた場合、車を緊急停車させて状況確認すると同時に、第二第三の事故防止の為、車を速やかに安全な場所に移動させる必要があります。
事故現場の混乱を避けるため、車の誘導もする必要があります。
警察が来るまでは事故現場からは離れないよう路肩などの通行の邪魔にならない場所で待機しましょう。
この時に、携帯カメラなどで現場証拠として状況が分かる写真を撮っておくことも大切です。
加害車両の運転手は直ちに警察へ連絡しなければいけません。もらい事故の場合も同様に、警察に連絡するほうがいいでしょう。警察への連絡事項は 次の5つの事項を報告しなければいけません。
・事故発生の日時と場所
・死傷者の数と負傷者の負傷の程度
・損壊した物と損壊の程度
・その交通事故に関わる車両などの積載物
・その事故についてとった措置
この報告を怠ると処罰を受けることがあるので注意する必要があります。
以上、4つの義務は道路交通法第72条参照
加入している自動車任意保険の保険会社に連絡する
もしも、交通事故にあってしまった場合、道路交通法第72条に定められた緊急措置をとり、警察に連絡することが第一優先ですが、自動車保険の任意保険に加入している場合は保険会社に連絡することも忘れてはいけません。
交通事故を起こしてしまった際には、動転していることが多く冷静な判断できない事に加えて、相手との交渉など慣れない対応が発生します。
任意保険の加入があれば事故が起こってしまったその時から保険会社の受付担当者が冷静な事故対応のフォローしてくれることがほとんどです。
保険会社の示談交渉サービスなどがあれば相手との示談交渉の代わりに行ってくれますので、事故相手と冷静に話合う事が難しい場合にとても助かります。
手動運転装置・左アクセル付きレンタカーの代車を扱っているところもある
任意保険の特約でレンタカー費用を補填してくれるものあるので、もしもの時に備えて保険内容を確認・見直ししておくことをオススメします。
事故にあってしまった車を修理に出す際に代車が必要になってくることが多いと思うが、任意保険に連絡した際に手動運転装置・左アクセル付きのレンタカーを取り扱っているところを知っていれば、保険会社に取扱店伝える事で手続きがスムーズに行えます。
任意保険の特約の条件でレンタカー費用が出ない場合もあるので、事前に内容をしっかりと確認しておくことが大切です。
手動運転装置&左アクセル付レンタカー専門店の「株式会社タスク」では、左アクセル付きのクルマを、初めて運転される方々の運転練習に、左アクセル(ミクニライフ&オート製 BT1)を取り付けたレンタカーをご自宅にお届けします。
「条件付き運転免許証を取得した」「手動運転装置の練習がしたい!」「車いすのクルマへの積み込み練習がしたい」、そのお困りごとを全力でサポートします。
手動運転装置&左アクセル付レンタカー専門店
株式会社タスクの公式ホームページ
Comments are closed