もしもの時のために加入している自動車保険。
せっかく掛け金を払って加入しているに、保障内容はしっかりと把握できているしょうか?
- 自動車保険の特約がいまいちよくわからない
- 自動車保険を使うと等級が下がる?
- 保険内容の見直しは必要か?
このような疑問に答えます。
✓本記事の内容
- 自動車保険入っていた方がいいオススメ特約3選
- 事故の内容によっては等級が下がらない場合もある
- 保険内容の見直しは1年に1回した方がいい理由
この記事を書いている僕は、福祉車両の改造(手動運転装置取付けなど)に携わってきました。
ロードサービス隊員で2年間、事故・トラブル対応の現場経験を積んでます。こういった僕が解説します。
自動車保険入っていた方がいいオススメ特約3選
車両保険に加入している場合に付帯を選択できる特約です。
「代車費用特約」「レンタカー費用特約」「事故・故障時代車費用特約」など保険会社によって名称が変わります。
事故によって車両の修理となった場合、修理期間中に契約者がレンタカーを借りる費用(実費)を補償してくれる特約です。
レンタカーを借りる事のできる日数や費用は保険会社によって異なります。
また、特約の内容を選べる保険会社もあるので、加入している保険会社に確認してみるとよいでしょう。
自動車に起因する人身被害事故や物損被害事故にあった場合に、相手に損害賠償請求を行う場合に生じる弁護士費用や、法律相談をする場合の費用に備える特約です。
簡単な例をあげると、「もらい事故」などで自分には過失が全く無い場合、事故の相手(相手の保険会社)と交渉する際、弁護士等に委任をする事が出来ます。
この場合の費用負担に備えるのが弁護士特約です。
もらい事故などの自分に過失が無い場合、自分が契約している保険会社は相手との示談交渉ができません。(弁護士法72条参照)
弁護士費用特約は自分に過失が無いもらい事故の時に役立ちます。
日常生活において、被保険者とその家族が他人にケガをさせてしまったり他人のものを壊してしまったりして損害賠償責任を負った場合に補償を受けられる特約です。
個人賠償責任特約は日常の様々なトラブルに対して利用することができます。
例としてこのような時に役に立ちます。
- 自転車で人をはねてケガをさせてしまった
- 子どもがキャッチボールをしていて他人の家の窓ガラスを割ってしまった
- 飼い犬が他人を噛んでケガをさせてしまった
- お店で商品を落として壊してしまった
- マンションで水漏れを起こして階下の部屋に被害を与えてしまった
どれも日常で起こりうるトラブルですが、高額な賠償責任を負う可能性があるので、個人賠償責任特約があると役に立ちます。
個人賠償責任特約は火災保険や傷害保険などでも特約としてもある特約です。
重複して契約していても、実際に損害賠償責任を負った金額までしか補償を受けられないので重複しないよう注意が必要です。
事故の内容によっては等級が下がらない場合もある
ノーカウントの事故であれば等級は下がりません。
例えば、弁護士費用特約や個人賠償責任特約といった車両保険を使わない場合でも、特約のみ使える場合があります。
この場合、特約のみを利用しても翌年の等級は下がりません。
等級に影響するかどうか不安な場合は保険会社に確認しておきしょう。
年に1回 は保険内容の見直しをした方がいい理由
自動車保険の内容の見直し(特約条件含む)はしておいた方がいいです。
なぜなら、生活環境の変化によって必要な補償の範囲や、適用する割引も変化するからです。
生活状況が変わって不必要な特約があれば解約するといいでしょう。 生活環境の変化もないし家族構成も変わらないから見直しは必要ないという方も、毎年必ず変化するものがあります。必ず変化するものは契約者の年齢です。
年齢条件によって保険料が割安になることもあります。
だから、自動車保険の内容の見直しはしておいた方がいいのです。
まとめ
代車費用特約(レンタカー等諸費用特約)→事故にあってしまった時の代車費用を気にしなくてもいい
弁護士費用特約→不慣れな交渉の時にプロに任せられる
個人賠償特約→日常生活のトラブルに備えられる
等級が下がらず特約のみが使える場合もある。
毎年変化する保険の内容もあるので、年に1回は保険の見直しをした方がいい!
以上のことから、入っておいた方が特約や保険の見直しの重要性など分かっていただけましたでしょうか。
当社では、手動運転装置&左アクセル付きレンタカーを取り扱っていますので、福祉車両のレンタカーを探されている方は下記より直接ご相談ください。
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