足が不自由な方が事故に遭ってしまった時の3つの手順【保存版】

臨時適性検査や新たに免許取得を経て、手動運転装置付き車両等の運転ができるようになった方へ、交通事故が起こった時の事なんか考えたくないものです。
しかし、ドライバーとしてハンドルを握る以上事故に遭遇するリスクは誰しもがあります。
もしもの時の為に覚えておいてほしい3つの手順をまとめました。

  • 手動運転装置付き福祉車両で事故に遭ってしまった
  • 保険証券を直ぐに確認できない
  • 修理が必要になった時の代車があるのか?

このような疑問に答えます。

✓本記事の内容

  • 足が不自由な方が事故に遭ってしまった時の3つの手順
  • 証券番号がわからない時の対処法
  • 手動運転装置や左アクセルがついた福祉車両のレンタカーがある

この記事を書いている僕は、福祉車両の改造(手動運転装置取付けなど)に携わってきました。
運転者様のお体の状態に合わせた装置の取り付けで、喜びの声を多数いただけました。
ロードサービス隊員で2年間、事故・トラブル対応の現場経験あり。
こういった僕が解説します。

足が不自由な方が事故に遭ってしまった時の3つの手順

緊急措置義務と報告義務を行う
緊急措置義務

①運転停止義務 
事故に遭ってしまった時は、相手がいる、いないにかかわらず、すぐに運転をやめて停車する義務があります。

②救護措置義務
もしも、負傷者がいるようなら、すぐに救護しなければならない義務があります。

③危険防止措置義務
後続車が事故現場を通ることで第二、第三の事故が発生しないように、車を移動するなど危険を防止する義務があります。

報告義務

①警察への事故報告義務
交通事故が発生したことを警察に届け出る義務があります。

相手や目撃者の確認と事故現場の記録をとる

相手の確認として
①氏名
②住所
③連絡先
④車のナンバー・車種
⑤加入している保険会社
は確認しておきましょう。

後ほどの対応として警察や保険会社に状況説明することがあるので、事故状況をメモしたり、スマホで撮影するなど記録しておくことも大切です。

※保険会社に連絡するまでは安易に示談をしないよう注意する

保険会社に連絡

加入している保険会社(任意保険)に事故報告の連絡を入れる。
電話が繋がらない場合は、車を購入した時のお店(ディーラー等)に連絡を入れる。

証券番号がわからない時の対処法

証券番号照会に必要な情報

  • 氏名
  • 年齢
  • 生年月日
  • 住所

加入してる保険会社に上記の情報をもとに登録確認をしてもらい照会をとってもらいましょう。

※照会をとってもらえるかは保険会社によって異なる為、注意が必要です。

手動運転装置や左アクセルがついた福祉車両のレンタカーがある

保険会社に手動運転装置付きの福祉車両レンタカーがあるか尋ねても、まだまだ周知されていないのが現状で自力で探す必要があります。

全国的に手動運転装置付きや左アクセルのレンタカーの取り扱いのある店舗数は十分とは言えないが、地域を限定して配車してくれるところもあるので、もしもの時は「手動運転装置 レンタカー」で検索してみるといいでしょう。

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