手動運転装置付きに改造した自家用車の車検【徹底解説】

手動運転装置付き自家用車のオーナー「手動運転装置が付いたクルマの車検って特別に難しいの?。初めての車検なので不安だな…。車検は仕方ないがクルマが無いのは困るな…。」

こういった疑問に答えます。

✔本記事の内容

  • 手動運転装置付きに改造した自家用車の車検を徹底解説
  • 車検に出す際に注意すべきこと3点
  • 車検の際でもレンタル可能「手動運転装置付レンタカー」

この記事を書いている僕は、福祉車両改造のアドバイザー歴6年ほど。
国内最大手の輸入車ディーラーの福祉車両コンサルタントも勤めていました。
現在は、手動運転装置&左アクセル付レンタカーの専門店「タスクレンタカー」を経営しています。

手動運転装置付きに改造した自家用車の車検を徹底解説

  1. 心配しないで、普通の車検です。
  2. 車両の有効期間は何年?
  3. 車検はどこで受けれるの?

1.心配しないで、普通の車検です。

手動運転装置を取り付ける作業を「改造」と言ったり、取り付けた車両を「福祉車両の改造車」と呼ぶことから、車検は受けれないのでは、と不安に思われ人がいます。

結論からお話すると「大丈夫です。普通に車検を受けるのと同じです!」

2.車検の有効期間は何年?

自家用の普通自動車や小型自動車、軽自動車の場合、車検の有効期間は新車登録から3年、それ以降はずっと2年です。

もちろん、手動運転装置付きのクルマの車検タイミングも同じです!

次回車検の有効期間が知りたい場合には、クルマに携帯している「車検証(自動車検査証)」もしくはフロントガラス上部に貼られた「車検シール(検査標章)」で確認する方法があり、どちらにも車検の満了年月日が記載されています!

3.車検はどこで受けれるの?

先ほどお話しましたが、手動運転装置付きのクルマは特別ではありません。普通のクルマと同じように好きなところで車検を受けてください。

とは言え、手動運転装置について知識があるとことが安心なので、クルマを購入したディーラーやショップがおススメですね。

車検に出す際に注意すべきこと3点

クルマを車検で預ける際に、事故を未然に防ぐためにも、次の3点を必ず行ってください。※ミクニライフ&オート製のフロア設置タイプの手動運転装置について解説しています。

  1. 手動レバーを必ずロックすること。
  2. ブレーキ操作での注意すべきこと。
  3. 3.運転席シートの位置に注意すること。

1.手動レバーを必ずロックすること。

レバーロックは、一般ドライバーが運転する際の誤操作防止機能です。自動車整備士の方などが、誤って手動ればーを手前に引いてしまい、クルマが暴走する危険があります。必ずレバーロックを掛けてからクルマを預けてください。

2.ブレーキ操作での注意すべきこと。

ブレーキペダル上部に「押し金具」があります。一般ドライバーがブレーキペダルを踏む際に、共に踏んでしまうとブレーキが効かない場合があります。車検でクルマを預ける際に、ペダル位置を確認してもらい誤操作がないように注意を促してください。

3.運転席シートの位置に注意すること。

運転席を前に出し過ぎると手動レバーに接触する場合があります。シートに手動レバーが接触したままだと、ブレーキランプが点灯したままになり、バッテリー上がりの原因となります。また、走行を続けると、後続車に追突されたり、最悪ブレーキが効かなくなることがあります。

シート位置についても確認してもらい、注意を促してください。

車検の際でもレンタル可能「手動運転装置付レンタカー」

車検や修理時の代車(レンタカー)をお探しの人にお勧めサービスがあります。

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