神戸新聞_福祉車両レンタル参入

運転補助装置 自社で装着

保険代理店業のタスク(神戸市東灘区)は、福祉車両のレンタル事業に参入する。身体障害者の運転を補助する装置を付けたコンパクトカーなどを用意し、個人や病院、ホテルなどに貸し出す。補助装置は手動でブレーキ、アクセルの操作ができるのが特徴。

同社は、自動車整備会社のハバタック(兵庫県香美町)から、自動車保険事業を分社化する形で2005年に設立。大手損害保険会社の代理店業務を手掛けてきた。

今秋、東京の輸入商社から欧州製の運転補助装置を調達し、乗用車への取り付け業務を始めた。顧客の注文を受けて装着しており、あらかじめ同装置を備えた福祉車両のレンタル事業を通じて、取り付け業務の受注拡大を目指す。

同装置は座席付近のレバーを手で押すとブレーキとなり、手前に引くとアクセルとなる仕組み。ハンドルと一体化したリング状のレバーを、指で動かして加速させるタイプなども用意する。

福祉車両のレンタルは当初、フォルクスワーゲン製など2台で始めるが、10台にまで増やす方針。競売で調達した中古車に、装置を自社で取り付けることでレンタル料を抑え、大手レンタル会社と同水準にしたという。

田村社長は「一人でも多くの人に、カーライフの選択肢を広げるきっかけになれば」と話している。



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