タスクレンタカーの新サービス「駅クル」が、北近畿経済新聞に掲載されました。
身障者用レンタカー新幹線の駅に配車
下肢が不自由な身体障害者向けレンタカー事業を手掛ける株式会社タスク(本社・香美町村岡区村岡、田村昌士社長)は今秋から、手動運転装置や左アクセル付きのレンタカーを新幹線の駅に届ける新サービス「駅クル」を始める。
駅から観光地まで車で移動したいという身障者に向けた全国初のサービスで、まずは新大阪など関西の3駅でスタートし、全国への拡大を目指す。
秋から新大阪など3駅で
同社は自動車販売整備業のハバタック株式会社を経営する田村社長が自動車保険事業を独立させ2005年に設立した。16年9月から身障者用の海外製運転補助装置の販売と自動車の改造を始め、同年12月から身障者のためのレンタカーサービスを開始。現在は大手保険会社と提携し、自動車事故を起こした身障者向けのレンタカー事業を開始する。
「駅クル」は、事故でレンタカーを利用した身障者から「旅行でも使いたい」という声を受けて始める新サービス。関西の品新幹線駅のうち新大阪、新神戸、姫路の3駅が対象で、往路は利用者が駅に到着する時刻に合わせて手動運転装置か左アクセルが付いたレンタカーを駅まで届け、復路は新幹線の発車時刻合わせて駅に車を引き取りに行く。
観光地へ橋渡し
田村社長は「身障者にとって駅から観光地までの移動は苦労も多く、旅行を諦めていた人もいた。レンタカーなら移動もスムーズになり、駅と観光地の橋渡し役を担うことで地域活性化にもつなげられる」と話す。
レンタカーは軽自動車とコンパクトカーがあり、料金は軽自動車の1泊2日で1万5千円から。駅までの配車料金として1回(往復)4400円が必要になる。
また同社は、新サービスをPRするため今月10日からクラウドファンディングを始め、50万円の資金を調達して予約システムなどを組み込んだウェブサイトを制作する。
田村社長は「駅クルは『下肢が不自由な方々も、日本中を気軽に旅する未来を創る』がコンセプト。このサービスを実現することで、既存の身障者向けレンタカーについても知ってもらえれば」としている。
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